トイレのリフォームをするときの時間と費用はどれくらい？

トイレのリフォームを行う場合の費用は、便器交換、床・天井・壁の張替えを行うかどうかによって異なります。便器交換だけであれば、20万円から30万円未満で行えることが多いです。床・天井・壁の張替え、水道配管の交換などを含めると、100万円前後まで行く場合もあります。

トイレが狭いから広くしたい、タイル張りからバリアフリーの最新式トイレに交換したい場合、大掛かりな工事となるため、100万円を超えることも少なくありません。工事の内容に合わせて費用は変わるため、何を交換したいのか家族で話し合ってから決めることが必要です。

便器はそのまま利用し、ウォシュレットだけを取り換える場合には、20万円未満で行えます。工事は半日以内に終わるところが大半ですが、トイレ内にコンセントがない場合は電気工事が必要となるため、1日かかることも多いです。

便器交換だけの場合、大半は1日で工事を終了します。ただし、タンクレストイレにして手洗いを別につける場合は2日から3日かかることも少なくないです。特に2階・3階のトイレをタンクレストイレにする場合、水圧が確保できないと洗浄が不十分になります。加圧して洗浄効果を高めるブースター付きのものを交換することになるため、工事に時間が必要です。

床・天井・壁を張り替える工事も一緒に行う場合、1日から4日程度かかるところが大半といえます。バリアフリーにする場合、車いすなどでも快適に使えるように配慮しながら工事を行うことが必要となるため、数日かかることも多いです。

自宅のトイレリフォームにどれくらいの費用が掛かるのかは、工事業者に見てもらうと正確な価格がわかります。業者によって費用の設定が大きく異なるため、事前に複数の企業に確認してから依頼することが必要です。あまり安すぎる工事代金を設定している場合、後から追加料金を取られることもあるため、注意してください。追加料金の有無を含めて見積もりの内容でわからないことは、質問することを忘れないようにしましょう。誠実に回答する企業は信頼できる工事会社といえます。