床のリフォームをするなら便利なフロアタイルがおすすめ
床材をリフォームする時には、フローリング材とフロアタイル、どちらにするか迷う人も多いものです。中には、畳やタイルなどを選ぶ場合もあるでしょう。素材によってそれぞれの良さがあり、よく比較検討した上で選択することが大切です。フロアタイルは、塩ビ系の素材で作られています。厚みはものによって異なりますが、約2.5ミリ程度となっており、一定の硬さもあります。その名の通り、一枚一枚がピース状になっているため、簡単に敷き詰めていくことができます。フローリング材の上にも貼れるため、簡単にリフォームができる素材なのです。
フロアタイルの魅力は、その質感とデザイン性にあります。木目や石目、パターン柄など様々なバリエーションがあり、豊富なデザインの中からインテリアに合わせて選べます。エンボス加工を施して、質感を忠実に再現したものもあり、リアルな質感を楽しむこともできるでしょう。もちろん、耐水性や耐久性にも優れています。水をこぼしても、塩ビ系の素材でできているため染み込む心配がありません。ただし、継ぎ目部分には耐水性がないため、注意するようにしましょう。また、メンテナンス性にも優れており、ひどい汚れが付着した場合や、破損してしまった場合でも、ピース状になっているため部分的に張り替えるだけで簡単に改修することができます。
フロアタイルとよく比較されるものに、クッションフロアがあります。塩ビ系の素材であることは同じですが、フロアタイルに比べると薄く、クッション性がある素材です。デザインのバリエーションも豊富ですが、質感を再現するには硬さのある素材の方が向いています。そのため、高級感を出すには、フロアタイルの方が優れていると言えるでしょう。